一本だけ、残った。
木石に、
言葉をかけることを笑う人もあるでしょうが
この半年、
あなたから、
どれほどの人が、
どれほどの励ましを得たでしょう。
あなたがそこにいてくれたので
悲しみばかりの私たちの大地に、
希望の芽が萌しました。
この半年を、
遺された人を勇気づけるために樹ち尽くし、
そして今からは、
先立った魂の浄土に
我らの祈りを伝え咲かす若葉となって
あなたはゆくのでしょう。
わたしたちも、
この悲しみの大地に、
青葉尽きるまで
いつか、
先立った魂のもとにゆくまで。
ありがとう。
(画像はお世話になっている先輩から)