佐久総合病院の色平哲郎先生が本を出版された。
その前書きにこんな言葉が紹介されている。
「人々の中へ」 Go to the people
人々の中へ行き
人々と共に住み
人々を愛し
人々から学びなさい
人々が知っていることから始め
人々が持っているものの上に築きなさい
しかし、本当にすぐれた指導者が
仕事をしたときには
その仕事が完成したとき
人々はこう言うでしょう
「我々がこれをやったのだ」と
— 晏陽初 —
僕らには、手柄や実績を自分のプロフィールに書き込みたくなってしまうボンノーがセットされている。
実績を重ねるのは、大きな励みになるから、悪いことばかりではないけれども、指導者という立場に立つ人について言うと、「おれがやった」と口に出したがるようだと、困る。
選挙があれば、みんなで参考にすべき言葉じゃないかな。