住職日記

四門の扉が開く時

四門の扉が開く時 お釈迦様は王子として生まれます。 城の中で栄華と若さを誇り、そのとこしえを讃えられて暮らしていましたが、青年となったある日、初めて城の外に出ます。 先ず東の門を出ると、そこには、しわだらけて腰が曲がりヨ […]

御開帳のご案内

春の御開帳のお知らせポスターです。

謹賀新年

新年明けましておめでとうございます。 本年もよろしくお願い申し上げます。   皆々様のこの一年が、より善き一日一日でありますよう、ご祈念申し上げます。 御本尊十一面観世音菩薩さまのご加護がありますように、ご祈念 […]

自らをキャンドルとせよ

自らをキャンドルとせよ   師走を迎え、この季節になると街のそこかしこにクリスマスの飾りやライトアップが賑やかです。特に、キャンドル、ろうそくの明かりというのは何とも言えないぬくもりを感じますね。   […]

冬至の頃の贈り物 

冬至の頃の贈り物  12月8日は、お釈迦さまが長い修行の末に悟りを開いた日、成道会(じょうどうえ)です。 この時期の信州の夜明けは冷え込みがぐっと厳しくなって、お布団から出るのも辛くなってまいりますが、朝のお勤めに観音堂 […]

一日暮らし

一日暮らし   師走に入ると気持ちも急いてきますね。 年の瀬を迎えて、一年を振り返りつつ片づけなくてはならないことをあれこれ思うと、つい気持ちが焦ったりして落ち着かなくなります。 それもまた、日本人の一年のリズ […]

同席対面五百生

仏教には、出会いの大切さを示すものが多くあります。 一期一会とか、袖振り合うも多生の縁、挨拶などと言う言葉は、みんな仏教の出会いについての心、心構え、覚悟を表していますね。「たった一度の出会いでも大切に」ということですが […]

身は花とともに落つれども

身は花とともに落つれども 心は香とともに飛ぶ 弘法大師空海 『性霊集』より   私たちは、この世に生まれたからにはいつかは死んでいかなくてはなりません。 昔から、遅れ先立つのはこの世の定めという通りです。 しか […]

千四百万年の寺づくり

千四百万年の寺づくり   「寺離れ」が進行する今日、私が地域における菩提寺の役割を考える時、いつも思い起こす出来事があります。私はこのエピソードの中に寺が蘇るヒントがあるのではないかと思っています。 &nbsp […]

一日の安心と元気は仏壇から

■一日の安心と元気は仏壇から 朝、仕事や学校に行く前に、仏壇に手を合わせると、手を合わせないより必ず良い一日になります。 不思議ですが、確かに毎朝のお参りは私たちに安心と元気を与えてくれます。 なぜ「朝の祈り」が一日に安 […]

ナニゴトノ不思議ナケレド

薔薇二曲 一   薔薇ノ木ニ 薔薇ノ花咲ク。 ナニゴトノ不思議ナケレド。   二     薔薇ノ花。 ナニゴトノ不思議ナケレド。 照リ極マレバ木ヨリコボルル。 光リコボル […]

幸いであれ!

一切の生きとし生けるものは、 幸福であれ、安穏であれ、安楽であれ。 いかなる生物生類であっても、 怯えているものでも 強剛なものでも、 悉く、 長いものでも、 大きなものでも、 中くらいのものでも、 短いものでも、 微細 […]