住職日記

仕事にいく私

娘(6才)が描いた「仕事に出かける私の図」である。   父親が「しごと」に出かけるということ、 かばんを持っていること、 いろいろと感じたり、分かったりしているのだと思う。   チョッと安心したのは、 […]

野沢菜を漬けました

年の瀬が近づき、寒さも冬らしくなって来ました。 風が冷たくなったと外にでるズクがなくって来る頃になると、一本の電話が入ります。 それは、弟の奥さんのご実家からで、「今年もそろそろですよぉ」と、お寺で漬ける分の野沢菜を分け […]

ローマ宣言とチベット

今日、チベット問題は暗礁に乗り上げている。 国際的な中国の地位向上に比例して、その問題の解決に向けて他国は中国政府に言い難い状況が進む。 その一方で、中国は国際社会での存在感が増すにも関わらず、この問題を解決しないでいる […]

森獏郎さんと公開対談

もう終わってしまったので宣伝ではありませんが、12日に千曲市の「アートサロン千曲」で、板画家の森獏郎さんと「木喰」をめぐっての対談をしました。 といっても、私は木喰仏についての見識もなく、それについての強い関心を持ってい […]

藤本幸邦老師

篠ノ井円福寺の御先代である藤本幸邦老師が御遷化された。 世壽九十九歳、老衰であったという。 戦後、親とはぐれ孤児となった子、あるいは戦災で親を失った子どもたちを引き取り、寺で育てた。 我が子同様、あるいは我が子以上の愛情 […]

シラスケの相撲と弓くらべ

長谷寺を開基した伝説の人、シラスケさんは、その物語の後半で、観音さまの導きで出会った美しい妻をめぐって土地の権力者と勝負をする。 妻をかけて、その勝負は2回。 一度目は「弓くらべ」。 二度目は「相撲」であった。 この弓く […]

政治資金の仕分けもやってくれ

なんというか、画期的と自画自賛している大臣のいる「仕分け」であるが、ニュースなどでみているうちに、なんだか嫌な感じがしてきた。 確かに、膨大な税金の使途だから、好き勝手に誰かが儲かるような仕組みの中で決められるのは面白く […]

インフルエンザ

息子が新型のインフルエンザになった。   周囲の中学校や小学校ではだいぶ流行していて、学級閉鎖も続いていると聞いていたが、地元の塩崎小学校にはまだそれほどの感染者は出ていなかった。 ところが、数日前に、同じ5年 […]

七五三まいり

今日は、七五三のお参りがありました。 初参り(お宮参り)にお観音さまに参拝してご祈願をする方も増え、近年は七五三のご祈願をするご家族も増えてきました。 子どもの無事成長祈願は、「7歳までは神のうち」と言われた(つい最近ま […]

南無

こんなうたを詠んだ人がある。     南無とする   南無ともならぬ此の世ゆえ   南無とかせねば   南無ともならぬ   戯れ歌、ではない。 南無、といいながら、かたっ苦しくもない。   […]

南インド古典舞踊(バラタナティヤム)松本公演のご案内

長谷寺でも公演された南インド古典舞踊(バラタナティヤム)の横田ゆうわさんの公演が決定! 皆さん、ぜひお出かけください! インド・祈りの舞と語り vol.3 ~詩聖がうたう再生への賛歌~ 踊ることは祈ること。祈ることは踊る […]

お豆腐屋さん

地元に一軒のお豆腐屋さんがある。 私が子どもの頃、そのオジサンが自転車だったか、カブだったかをノロノロと運転しながら、例のラッパを吹き吹きあちこち御用聞きをしていた。 寺の施餓鬼には欠かせない食材で、手作りの味わいがあり […]