住職日記

舞踏と現代美術のご案内

IKI – 赤いカルマ SU-EN × 柿崎順一 パフォーマンスインスタレーション ◆日時:8月25日(土) 午後2時開演 ◆信濃長谷寺(長野県長野市篠ノ井塩崎878) ◆主催:柿崎順一花事務所、スエン舞踏カ […]

すきなお花は?

降りつづく雨が朝方少しやんだ。 すると、妻のお母さんが庭に出て紫陽花を一輪、摘んできた。 お母さんは80歳を過ぎ、体も弱ってきたけれど、昔は学校の先生でした。 先生だけあって、ピリッとした厳しいところがある。 子どものこ […]

人が死ぬって、初めて知った

いい年をして、人が死ぬんだとはじめて知った青年がいた。 「おれも死ぬのか?」と人に聞いたという。 「もちろんですよ」 そう言われて、あまりのショックで家に引きこもったとか。 青年の名は、ゴータマ・シッダールタ、後のブッダ […]

ふるさとだより

 時々、県外にお住まいの方に「ブログ読んでます」といわれる。 お聞きすると、もともと長野に住んでいたという人が少なくない。 ふと、ふるさとのことを思い出して、このブログをのぞくこともあるとか。 そんな方にとって […]

梅雨の露の中に

梅雨、空梅雨ですが、今は梅雨。 しとしとと、雨が降り、アジサイの花が咲いて、そこにカタツムリ。 そんな風情を楽しむ今日この頃。 天から落ちてくる無数の、それこそ無量無数の雨粒。雨粒。雨粒たち。 そんな一滴も、大地に落ちれ […]

なんじゃ、お前はまだ下ろしてないのか?

禅が伝える昔の老師さんのエピソードにはハッとさせられるものが多い。 うろ覚えだけど、こんなのがあった。   むかし、ある修行僧が心から尊敬する師について修行していた。 清僧として知られる憧れの師について修行する […]

紫陽花の候

信州さらしなにもアジサイの季節がやってきました。 この花は、雨の季節に人の心を和ませてくれますね。   この花の名前は、「藍色が集まったもの」である「あづさい(集真藍)」から名付けられたとか。 日本語って素敵で […]

絵解きの旅

長谷寺の岡澤恭子は、お釈迦さまの涅槃図の絵解きをしています。 絵解きって何? 涅槃図って何? と、いろいろ分からないかもしれませんね。 涅槃図は、お釈迦さまの最期の場面を描く絵です。 絵解きは、その絵について、お話をする […]

その中の一人

観音経には、こんな一節があります。 「人々が、金銀財宝を求めて大海に船出したところ、にわかに黒風が吹いて船が悪鬼羅刹の国に漂着してしまった」。 この短い一節は富を求める経済活動の危うさを語っていますが、まるで、私たち日本 […]

再生の聖地ハツセに学ぶ

    長谷寺の長谷はそもそもハツセという。 漢字を当てれば「果瀬」「泊瀬」「初瀬」と書く。 果は果てること、泊はとまること、初ははじまること。   終わり、とどまり、始まり――。 &nbs […]

長谷寺でご縁を!

受付終了しました。 ありがとうございました。 第3回 ながのご縁を~長谷寺でご縁を~ この春、観音さまの縁結びを願って! (残りわずかです。女性のみ)