長谷寺ではお釈迦さまの命日(やしょうま)に当たり寺宝「大涅槃図(ねはんず)」を公開しお絵解きをします。仏教の祖、お釈迦さまの最期の様子が描く涅槃図の絵解きは、お釈迦さまが80年のご生涯を通じて、お釈迦さまが何を求め、何を伝えたのかを物語ります。長谷寺の寺宝「大涅槃図」のお絵解きで、お釈迦さま最期の旅路を一緒にたどりましょう。。
■期日 3月15日(水) 午前10時~ 午後 2時~
■場所 長谷寺 庫裏 長野市篠ノ井塩崎878
■絵解き 岡澤恭子
■笛奉納 maru
■参加 無料。どなたでもご参加できます。
■内容 釈迦涅槃図の絵解き~お釈迦さま最後の旅~
長谷寺の寺宝「大涅槃図」を公開し絵解きをします。
涅槃図は縦2.3メートル、横2.3メートル。江戸時代中期の作。
絵解きでは、お釈迦さまの80年のご生涯と、お亡くなりになる最後の場面のお話をします。分かりやすい絵解きによって、愛別離苦、生者必滅、会者定離という教えの世界が、私たち自身の出会いと別れの経験と響きあって、深い感動とともに伝わってまいります。
■問い合わせ 長谷寺 026-292-2102
■備考 絵解き 岡澤恭子(昭和44年愛知県生まれ。)
大学で「平安時代の女性と仏教」を学んだ経験を生かして、平成10年の長谷寺の涅槃図の修復を機にお釈迦さまの涅槃図の絵解きを始めました。その後、絵解きへの関心が高まり、現在では毎年真言宗智山派総本山智積院で修行僧に絵解きの講義を行う他、川崎大師、護国寺、智積院東京別院、名古屋大須観音をはじめ、全国各地の寺院や檀信徒研修会、青年会、寺庭婦人会、各種教育機関等で絵解きを行っています。皆さまと一緒にお釈迦さまのご生涯をたどり、そのお心に触れたいと思います。お誘いあわせお出かけ下さい。