お寺の境内に、
毎年少しずつ花を植え続けています。
毎年5月は、花を植える日々。
石段の横は、
以前は何もないスペースでしたが、
10年以上前から宿根草を中心に植えはじめ、
今年の5月花壇はこんな感じです。
石段を上がり切って、息を整える時、
ここにお花があるとホッと嬉しくなる。
そう言って下さる方もあり、
いらっしゃい、と
お迎えする気持ちをこめて
花を植えています。
左側のサルビア・ネモローサは、もう10年。
毎年真っ先に、
空に向かってすくっと伸びてきて
まっすぐな紫の花を咲かせてくれます。
「今年も会えたね!」と
思わず声をかけてしまいます。
宿根草(毎年出てくるもの)7割、
1年草3割くらいにして、
前方の1年草だけを植え替え。
ここの花壇は、5月のはじめに
今年の1年草を植え終わり、
少しずつ咲きそろっていくのを、
日々楽しみにしています。
さて、今日植えたのは、1年草の鉢。
ペチュニア3鉢と、
ペンタス・ブルーサルビア・ペチュニア・
ツルニチニチソウ(3年もの)の寄せ植え。
ペンタスは、小さくて可愛い星形の花。
華奢に見えますが丈夫で、
真夏も休まず次々咲いてくれます。
馴染むまで、しばらく半日影でお休み。
今はまだ緑だけですが、
だんだん大きくなり、
綺麗に咲きふくらんでいくのが
これからの楽しみです。
境内の「いらっしゃい」の花が、
お参りくださる方を少しでも
ホッといやしてくれますように。