夕風に風鈴

いよいよ梅雨明けしましたね。
そして信州は35度とか。
いっきに夏がやって来ました。

暑さはどうにもなりませんが、日本人は昔から、打ち水、すだれ、風鈴など、肌や目や耳から涼しさを感じる工夫をしてきました。

梅雨明け初日の昨日、長谷寺では、境内の鐘つき堂の下に風鈴を吊るしました!

ひとつひとつ風鈴を吊るす住職

透き通ったいい音がする南部鉄の風鈴、見た目が涼しげなガラスの風鈴、お寺ならではのだるまさん風鈴や、金魚にスイカの風鈴。

風が吹くとそれぞれの音色で風鈴が鳴り、気持ちがスーッと涼しくなります。

朝顔柄のガラスの風鈴
猫の風鈴と、金魚の風鈴を並べて

朝のさわやかな時間もいいのですが、おススメは夕方!!
長谷寺はなぜか夕方になると風が吹きはじめ、
さらに17時くらいから、ひぐらしがカナカナカナ・・・と鳴き始めるのです。

山の方からとも、空の方からとも、どこからともなく降ってくるようなカナカナカナ・・・の声と風鈴の音が涼やかな風の中に重なり、何でもなく過ぎてしまうような今日も、ああいい1日だったなあと思えます。

ひぐらしの声が降りそそぐ
夕風の長谷寺

静かな夕方の境内に、風鈴とひぐらしのアンサンブルを聴きにいらっしゃいませんか。

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